分散した情報をつなぐ共通構造
インパクトに関する情報は、企業レポート、統計、KPI集、社会課題の分類、評価フレームワーク、研究資料など、さまざまな場所に分散しています。
impactlake Platformは、これらを単に一か所へ集めるだけでなく、企業、事業、社会課題、アウトカム、KPI、統計、情報源等の関係を整理し、横断的に利用できる共通構造へつなぎます。
情報を関係として捉える
文書を集めるだけでは見えない関係
同じ社会課題について記載していても、資料ごとに使用する言葉、分類、指標、対象期間、単位等は異なります。そのため、文書やキーワードだけを検索しても、必要な情報が見つからない場合があります。
また、企業の活動、社会に生じる変化、測定に使われるKPI、変化の背景となる統計が別々に管理されていると、それぞれの関係を理解するために多くの調査が必要になります。
Platformがつなぐ情報
Platformでは、主に次の情報を相互に関連付けます。
- 企業・組織:企業、投資家、ファンド、自治体、非営利組織等
- 事業・取組:製品、サービス、プロジェクト、投資、施策等
- 社会課題:解決を目指す課題、その原因、構造、対象者等
- 活動・アウトプット:実施する活動と直接的な結果
- アウトカム・インパクト:人、社会、環境等に生じる変化
- KPI・メトリクス:進捗や変化を確認するための指標
- 統計・エビデンス:課題や変化を理解・推計するためのデータ
- 情報源:レポート、Webページ、統計資料、論文等
表現と方法論をつなぐ
異なる表現や方法論をつなぐ
同じ企業、社会課題、アウトカム、KPI等が異なる名称や分類で記載されている場合も、関連する情報として参照できるよう整理します。
これにより、特定の言葉を完全に一致させなくても、関連する情報や異なる年度・資料に掲載された内容を探索しやすくなります。
複数の方法論をつなぐ
インパクトマネジメントには、目的や利用者の異なる複数のフレームワーク、カテゴリー、指標体系があります。
Platformは、いずれか一つへすべての情報を統一するのではなく、各方法論を尊重しながら、その関係や対応を整理します。
- SDGsおよび関連するターゲット
- IRIS+等のインパクトカテゴリー・メトリクス
- 社会・環境分野の各種指標体系
- 企業、投資家、金融機関等が独自に利用する分類
- 課題マップ、ロジックモデル、セオリー・オブ・チェンジ
利用者は、自らの目的に合った方法論を選択しながら、他の方法論や公開情報も参照できます。方法論間の対応関係も継続的に拡充します。
目的に応じて方法論を選べる
複数の方法論や指標体系を、目的に応じて相互参照できる形で整理します。
社会課題やインパクトの重要性は、地域、対象者、事業、投資方針、ステークホルダーによって異なります。利用者は目的に適した方法論を選びながら、関連する分類、指標、公開情報を横断して参照できます。
構造化から活用へ
情報がつながることでできること
- 社会課題から関連する企業や事業を探す
- 企業から関連するアウトカムやKPIを確認する
- 類似する事業のロジックモデルや指標を参照する
- 同じKPIを利用する企業やファンドを探す
- KPIに利用できる統計やエビデンスを確認する
- 複数企業・ファンド・地域の情報を比較する
- AIが情報の関係を利用して分析する
- AIクライアント連携やAPIの提供範囲に応じて、外部AI・分析環境等から構造化データを利用する
作成機能との接続
Platformで見つけた社会課題、アウトカム、KPI、統計、既存モデル等は、課題マップ、ロジックモデル、インパクト評価の作成に利用できます。
公開情報の探索から、インパクトの初期設計、KPIの選定、情報開示までを一つの情報構造の上でつなぐことで、調査と作成を別々の作業にしないことを目指します。
