はじめに
本プラットフォームは「オープン」であることを掲げています。社会課題における先行事例や情報共有、包括的な情報分析は課題解決の確度や速度を高める上で非常に重要な要素の一つであり、それらを集約したデータベースは社会課題解決のための重要な公共財です。一方、社会課題やその解決を企図するインパクト創出の取組は非常に多様であり、画一的な手法なども存在しないことからこれまでは負荷が高いものと考えられてきました。そのような課題解決のハードルを取り除くべく、本プラットフォームは立ち上げられています。
3つの「オープン」
オープンなアクセス
基本的な閲覧・評価・開示は無償で提供される
オープンな利用者
基本的に誰でも、どの企業・投資家・組織でも参画できる
オープンな知見・ノウハウ
多様なレベルや目的に応じた活用を想定し、幅広い枠組・手法・考え方を許容する
一方で、インパクト創出や社会課題解決を企業や組織、投資活動の中で戦略的に活用しようという動きも活性化しています。こうした動きは、より大きな資金や人材、情報が社会課題解決に対して振り向けられることを意味しており、社会全体にとってプラスであると言えます。一方で、戦略的な活用が進むことにより、本領域の中でどういった部分が非競争領域(≒公共財)であり、逆にどういった部分が競争領域(戦略)になるかについては非常に線引きが難しいものです。これらの背景から、本プラットフォームでは(少なくとも立ち上げ時においては)以下のような役割は担わないという整理をしています
本プラットフォームがカバーしないこと
枠組や基準を本プラットフォームまたは運営者が主体的に定義すること
すでにこれまでの蓄積から枠組が複数定義されており、また今後も様々な開示規制やイニシアチブでの意思決定と整合的な枠組が発展的に開発されていくことが予想されますが、本プラットフォームはあくまでもそれらの実装者という立場であり、枠組の開発は発信自体は各団体に委ねる方針をとる予定です。一方で、それらの団体が実践的情報を収集し、よりよい枠組や標準の策定に本プラットフォームを利用すること自体は推奨されます。
個別の企業・組織あるいは個人の戦略的な活用を支援すること
上述の通り、何を戦略領域と捉えるかは相応に幅があることから、少なくとも個別の企業・組織あるいは個人の戦略的活用に資するような機能(例:大規模・複雑な情報管理をより低負荷・低コストで実施し、施策全体の投資対効果を高める、など)については、別途有償(本プラットフォームに接続された個別環境。詳細はhttps://impactlake.com/jpを参照)にて提供されます。
プラットフォーム側の意思でのマッチングや特定の領域に関する情報提供をすること
本プラットフォームはあくまでも各関係者や各データが主体性を持って参画する場であり、参画者同士の接続や特定のテーマや組織、活動などをプロモーションすることは現時点では想定していません。これらの活動はユーザーの自由意志によって実施されうるものであり、本プラットフォームが一つのインフラとしてそのような活動を促進する可能性はあるものの、能動的にそのような活動や支援を行うことは基本的にはございません。
